洗浄瓶:生地壜~ブルーム処理~洗浄処理を一貫してご提供

  • ブルーム処理瓶1:通常瓶とブルーム処理後瓶(右)

  • ブルーム処理瓶2:通常瓶とブルーム処理後瓶(右)全景

  • ブルーム処理瓶3:洗浄壜:生地壜→ブルーム処理→洗浄(左)

  • ブルーム処理瓶4:洗浄壜:生地壜→ブルーム処理→洗浄(右) 全景

脱アルカリ処理瓶

堀内硝子の脱アルカリ処理瓶は、試薬、工業薬品、電子材料向け薬品等で化学的耐久性が求められる変容しない保存容器に多くの採用実績がございます。(50cc、100cc、250cc、300cc、500cc、クォーター瓶、1000cc、ガロン瓶など)
又、脱アルカリ処理は、現存の硝子びんにも後処理が可能で、各種硝子製容器に対応が可能です。

「ガラス瓶のアルカリ溶出」および「脱アルカリ処理の必要性」につきましては、下記にご説明を準備いたしましたので、ぜひご一読ください。

硝子びんのアルカリ溶出とは

硝子容器は他の素材に比べ大変安定した素材ですが、全く不変のものではありません。 化学的耐久が要求される注射器用ガラスやアンプル等は、ホウケイ酸ガラスが使用されておりますが製造コストが高いため、一般的な硝子びんは製造コストの低いソーダ石灰硝子が使用されております。
ソーダ石灰硝子はナトリウムを主成分としているため、特に水溶液の場合、アルカリ成分が内溶液中に微量ではありますが溶け出します。これをアルカリ溶出といいます。

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脱アルカリ処理の必要性とは

アルカリ成分の溶出は微量であっても、高純度な薬液などの場合、品質に問題を与える原因になっております。
そこでソーダ石灰硝子を使用する場合、接液面(内壁)に脱アルカリ処理を行う必要性が出てきます。
脱アルカリ処理は、高温化でイオウ化合物とアルカリ成分を反応させることにより、硝子表面の脱アルカリが行われると共にシリカリッチとなり、化学的耐久性が向上します。

  【硫酸アンモニウムを使用した場合】

硫酸アンモニウム

処理後の瓶表面には、Na2SO4 等が残留しますが、水溶性のため水洗いで簡単に洗い流すことが可能です。又、環境へもやさしく、環境負荷物質も使用しておりません。

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