ダイレクトブロー品のデメリットを補完する容器として開発
製品の特徴(ストレッチブロー製法での特徴)
- 口部が射出成型のため、寸法精度を高くすることが可能
- 表面光沢が良い
- 透明性が高い
- 衝撃強度が向上する
- ピンホールの心配がない(ピンチオフがない)
- 口内部が滑らか(口内部がストレートなため、内容物がスムースに出る)
ダイレクトブロー品のボトル底部
横一線に走るのが、ピンチオフ(樹脂と樹脂の重ね目)
樹脂と樹脂を重ね合わせた部分に溶着不良が起きると、中身が漏れる
ストレッチブロー品のボトル底部
射出成型のため、底部にピンチオフ(合わせ目が発生しない)
開発コンセプト
もともとは、ポリプロピレン樹脂、ダイレクトブロー成型にて、商品をリリースしていました。
ポリプロピレンは、樹脂が固いため、口部を後仕上げしてボトルを製造。そのため、精度不良やバリ(ゴミ)不良の原因となっていました。
ダイレクトブロー品のデメリットを補完する容器として開発しました。粉ものを入れる容器として開発していますが、粘性の高い液体などでの使用実績もございます。
弊社の特徴
ストレッチブロー製法は、一般的には『PET樹脂向け』が主流となっていますが、弊社では、PP樹脂による成型が可能です。
また、PP樹脂よりも成型の難しいHDPE樹脂による商品化を実現しています。